コゴの日記。

マドリードで暮らす会社員の日々。

警戒事態中の罰金とフェーズ0,5

5月18日からスペインの70%がフェーズ1になりましたが、マドリード、バルセロナ、カスティーリャイレオンの一部はフェーズ0のままです。
とは言っても、フェーズ0の規制が緩くなり、カタルーニャ地方ではフェーズ0,5と呼んだりしています。

前向きでいいと思います。

  

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新しいフェーズは0,5

 

それでは、フェーズ0,5はどんなことができるかというのを、ざっくりとまとめてみましょう。

 

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  • 400平方メートル未満のショップが営業可。
  • 他にも、スポーツセンター、科学施設などが活動を再開します。
  • 葬儀については、屋内なら10人まで、屋外なら15人までの参列者ならOKに。
  • 教会、博物館と美術館が定員数の3割まででオープン。
  • 図書館では本の貸出が再開されます。
  • カフェやバールのテラスはまだ営業不可。
  • 別の家にすむ親戚とはまだ会えません。
  • ミーティングも不可。

 

警戒事態中の罰金

Ley 17/2015, de 9 de julio, del Sistema Nacional de Protección Civilの第46条が警戒事態中の罰金金額を次のように定めています。

  1. 非常に深刻な違反は、30,001から600,000ユーロの罰金。約350万円から7000万円まで。
  2. 重大な違反行為は、1,501から30,000ユーロの罰金。約18万円から350万円まで。
  3. 軽微な違反は、最大1,500ユーロの罰金。約18万円まで。

今回のコロナウイルスの為の警戒事態については政府がReal Decreto 463/2020, de 14 de marzo, por el que se declara el estado de alarma para la gestión de la situación de crisis sanitaria ocasionada por el COVID-19で定めたとおりで、罰金に関しては601ユーロから10.400ユーロまでで、一番軽いのは「許可されていない移動」で約7万円。そして、一番重いのは「大人数での集会を開催する、または参加すること」で、約122万円の罰金です。

 一番身近な罰金だと、スーパーへ買い出しに行けるのは一人ずつなので、もし同居人と一緒に行くと601ユーロからの罰金ですね。

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